前の記事でお話した打楽器フェスティバルも無事に終了して東京に戻ってきました。
結構盛りだくさんの日々だったのでこれから地味〜〜〜な生活に戻ります(笑)
一番地味なのがコツコツとやる音の編集とピアノの練習ね。
楽しいからいいんだけど、今回の公演は楽しいを通り越してとても刺激もあったし
ワクワクもしたし、濃い〜〜期間でした。
僕の曲を演奏してくれたのは札幌大谷大学の学生さんの5人でした。
渡した楽譜から深く曲の内容を読み込んで解釈して下さって、
思ってたよりずっとレベルの高い演奏をしてくれました。
もちろん学生さんなんで経験は少ないでしょうけど、その分思いっきりがあって
エネルギーのある演奏でした。
音楽でもなんでも全部同じだと思うんですけど「経験豊富で長年やってます」は
場合によっては危険なんですよね。
もちろんとっても深みのある表現っていうのはたくさんのことを得てないとできないですけど
悪い方向に向かえば、表現者としての柔軟さを失う可能性が高いです。
よくない経験則ですね。
今回演奏してくださった5名からはそういう柔軟さを教えてもらったかなぁと思います。
ボク歳いった人にありがちな、自分の昔話を誇らしげにしょっちゅう言ったりするの、すごいきらいなんですよ。
「その話何回目よ。。。」みたいなやつ。しかも大した面白い話でもなくてさ(笑)
幸いそういう人周りにあんまりいないですけど。
それより学生さんたちが持ってる柔軟さや突拍子もないアイディアに接する方がよっぽど刺激的で好きなんです。
だいぶ毒吐いちゃったかしら?(笑)
とにかく、今回は演奏してくれた学生の皆さんにたくさん教わりました。
本当にありがとうございます。
嬉しいことに「初演させてもらって本当に貴重な経験になりました!」ってメッセージをいただきましたし。
この先も彼らに負けないように頭柔らかく音楽楽しみたいです。
写真をチコっと
リハ後に
終演後に