2011年2月24日木曜日

8ミリ

相変わらず掃除にハマってる倉橋です(笑)


iPhoneのアプリでで面白いモノがあったんでダウンロードして
使ってみました。
「8ミリ」っていうアプリなんですけどちょっと昔の映像っぽく
粗い感じの動画を撮れるアプリです。
試しに撮ってみたのがこれ↓




僕がアップしたのは「1920」ってモードでスンゴい画像が粗くなってます。
実際の20年代は記録を見る限り、もうちょっとキレイですけど、、。

他にもいろんなカラーのモードがあって、もちろんホビーレベルなんだけど
ちょっとしたレトロな感じの映像を撮れます。
YouTubeで見たら、結構本格的に当時の前衛映画っぽく、短編映像を
作ってる方がたくさんいてビックリしました。
ちょっと自分もやってみたいと思ったf(^^;)

これ使って思ったんだけど、なんで現代人がこんな粗い映像になるような
アプリを求めてるんでしょうかね?
今では家庭用のビデオカメラでも、ハイビジョンでものすごくキレイな
ビデオを撮れるのにね。

僕に限っていうと、こういう類の画に惹かれるのは、被写体そのものの
実体性が薄れていることにあると思うんです。

↑にある動画が仮にカラーですごく鮮明なモノだったら全然面白いと
感じないと思うんです。

つまり一つの、あるフィルターを通して見たことによって得られる別な世界に
すごく面白味があると思うんですよね。

これ音楽でも大いに当てはまるんですよね。
ただ単純に「なんかキレイに仕上げてみましたぁ♪エヘッ☆」

なんてことより

音質にしてもアプローチにしても良い意味で「粗い」ことは
返って面白かったりする。

そんでもって技術に増して創作者自身のフィルターが一番大事だ。