2011年3月17日木曜日

Pray for japan

大きな地震だった。自然を前にしては我々人間は極めて無力だと
改めて痛感させられた。

地震発生後Twetterなどで多くの人が、今自分の持っている情報を
発信し、共有しようとした。
中には情報の確度が低いものがあったかもしれない。しかし皆
この状況に対して「自分の発する情報が誰かの役に立てれば」
という気持ちでツイートした事には間違いは無い。

西日本の方が「私たちには何ができるんだろうか?」と
つぶやけば、即座に「今まで通り笑顔で元気に仕事をすることです」
と東日本の方が返す。

首都圏で通常なら30分もかからない鉄路を三時間もかけて
帰った人は「これくらい東北の人の苦しみに比べたらどうって
ことない」とつぶやいた。

輪番停電を実施する事が決まったら、即日に
"停電エリア検索システム"を作成しWEB上で公開し、たくさんの
人を助けた。

自分の住む地区で予定通り停電が起きない事に対して「よかった」
ではなく「なんで俺らのところが停電にならないんだ!?
何も役に立てないじゃないか!」と憤りをあらわにする方もいた。


我々はこんな秩序を持っているのだ。


一つだけ、災害だからといってモノの買い占めだけはやめて下さい。
生活物資がある程度簡単に購入できるところにいる人が
買い占めればそれだけ被災地の方々の生活を圧迫します。
物資が不足すれば当たり前のように物価は高くなります。

Person Finderで被災者の投稿を読んだら数時間もスーパーに並んで
買えたのは、菓子一つだったんです。
「自分さえ大丈夫だったら」という悪しき考えは捨てて下さい。

先に述べたような"被災者の事を本当に考えられる日本人"で
あり続けたらもっともっと良い日本になる。

日本は大丈夫だ。

最後に、この度の震災で犠牲になられた方へ哀悼の意を表します。


倉橋圭