2014年7月19日土曜日

わりと下らない話です



仕事中譜面の取り扱いか何かでちょっとした勘違いをして思わず冗談半分
で「俺天然ボケかなぁ?」とつぶやいたところ。隣のA女史から
「何言ってるんですか!おもいっきり天然ですよ!(大笑)」と即答された。

その直後、私の目に映るパソコンのディスプレイの音符がだんだんと滲んで
いることに気付いた。そして自分の頬を何かが滴ることに気付いた。
ポケットから出したハンカチで拭いたそれは涙だった。


「おれしっかりさんのつもりだったのにタダの天然ボケだったの・・?」


自分自身の中でこれ以上にないパラダイムシフトが起こったのである。

事務所のとなりにあるスタジオに逃げ込んでいじけようと思ったけど
そんな時間もなく、傷心を癒すために一階にある喫煙所へ向かい扉を開けた。

そのビルは中央が吹き抜けになっており、私は梅雨の時期特有な湿気を確かに
感じながら吹き抜け越しの空を見上げながら必死に涙が流れるのをこらえた。

落ち着いたところでまた涙が出てきた。

ふわっと上がった灰が目に入っただけ。

「いってぇわ!!!」


以上、多少誇張した表現をしてますがどうやら僕は天然ボケらしいです。


写真はそのビル。