20代の時からメディアやその関わり方に興味を持っていました。大学卒業後、初めての職場もまんま「メディアセンター」でした(笑)今でも非常に興味深いことの一つです。
だからって言って毎日ありとあらゆる情報サイトやSNSをくまなくチェックしたりしません。
むしろ最近その時間が激減しました。
理由は簡単で、変わり映えもしなくつまらないこと。あと、大量のネガティブなニュースや、特にSNSではその時渦中の人に対しての心無い書き込みが目に入っちゃいますよね。
ニュースを出す側も商売だからクリックしてもらうために誤解ギリギリの言葉遣いでできる限りセンセーショナルなタイトル考えてアテンションを取ろうとしてるじゃないですか。
そういう情報って毒でしかないんですよね。
だいぶ前から言われていることだけど、過剰な情報接種は不安やストレスの増加、集中力の低下や無力感を引き起こします。
それでタイトルの「情報接種の食傷状態」ってつけました。こういう人すごい多いと思う。
ネットの誹謗中傷が顕著な例ですよね。
ニュース、SNS、広告など、刺激の強い情報が絶え間なく流れてくる中で、知らず知らずにストレスが溜まり、それが「叩ける対象」に転嫁される。
複雑な現実よりも「悪者を見つけて叩く」ほうがわかりやすく、スッキリします。メディアやSNSの構造はそれを助長しているようにも思います。
あと人間には「正しい側」に立ちたいという欲望
倫理的に夕有為に立っている感覚(モラル・ハイグラウンドといいます)を得ることで、自分の不安や無力感を一時的に埋められます。
いわゆる自己肯定の代償行為です。
突然思いついたことじゃなくてずっと思っていたことなんだけど、最近特にひどいなと思って書いてみました。
どうすればいいかは簡単で僕はそういう情報をあまり見ないようにしています。
SNSを開く機会も減りました。だから投稿も減ったけど(笑)
ただだからといって完全に断ち切る、いわゆるデジタルデトックスっていうのは僕は好きではありません。上手な取捨選択が大事なんだと考えます。
あと明るい話題を提供してくれるメディアに触れる
これはもうラジオがダントツトップですね!
音楽とメディアって切っても切れない関係があるのでどうしてもそのあり方とかも気になってしまう。
もうそろそろ不寛容な潮流からみんな卒業したいですね。
2025/05/16 23:39追記
そういえば以前のチコちゃんに叱られるで「なんで都会人は冷たいの?」って問題があったの思い出しました。
答えは「情報が多すぎるから」でした。
どこにでも広告の看板があり必然的に接する情報が多くてこの状態が「過剰負荷環境」っていうんですって。これを全部処理しようとすると疲労や精神的なストレスにつながって、結果、他人とのコニュニケーションを避ける行動につながるんですって。
あとは電車内で周りとの接触を避けるためスマートフォンに集中するんですって。これって自分で蟻地獄に入っているようなものですよね(笑)